
関口ひろし
東京水産大学(現東京海洋大学)で海洋環境工学を修め、コンピュータのシステムエンジニアとして水質監視をする上下水道及び電力制御システム業務などに従事。1999年、無所属で国立市議会議員に初当選。2期8年務め、2007年国立市長に初当選。1期4年の任期中、一貫して“市民のいのちを大切する”市政に軸足をおき、憲法の理念を基に平和施策の推進、住基ネットの切断継続、まちづくり、都市農業施策、環境、福祉、教育、クリーンエネルギーの推進、災害対策など、広い分野にわたり政策を展開。谷保在住。柔道二段、家族は妻と犬2匹。
大正15年、箱根土地は、旧国立駅舎を建設し鉄道省(現JR)に寄付して、中央線の駅を誘致、その後一橋大学のキャンパスが移転、学園都市としての街部が始まりました。
現在では人口7万4000人の小さな街でありながら、国立駅は1日の乗降客が11万人を数えています。市内には約50の教育・子ども施設があり、まさに学園都市としての名にふさわしく、多くの子どもたちや学生がこの街で学んでいます。国立市の玄関口である駅周辺を、後世に残る市民の財産として、人中心に整備することは大切なことだと考えています。
しかし、今回の災害により、経済状況等、いろいろな事情が生じることが予想されます。それらを鑑みつつ進めてまいりたいと考えています。
2010年11月中央線が高架化、1960年からJRが計画していた事業が実現に至りました。
国立市でも10年以上検討されてきた駅周辺整備計画が、私の市政において具体的に進めなくてはならない時期にきました。これを受けて、駅周辺まちづくり基本計画を策定いたしました。計画の中身は、駅舎を復原、バスやタクシー、通過交通が8割~9割を占めるロータリーの交通機能を整備し、人が集える広場を創出するというものです。
時代の流れは車社会から人中心の社会へと移行しつつあります。モータリーゼーションの流れに任せていた駅前を人中心に転換し、人々が安全に安心して集うことができる、また大学通りと連続して散歩やショッピングを楽しめるようなまちづくりをし、街に賑わいと活気を生みだしたいと思っています。
このような国立らしい、人中心のまちづくりは、CO₂削減につながる、環境にも配慮した、しょうがいを持つ人、高齢者、子どもたち、だれにも優しいまちづくりです。
日本でも有数の美しい通りである大学通り、南部には農のあるすばらしい自然が広がっている。国立のもつ豊かな財産であるこの景観と環境を大切にし、すべての世代がこの街にずっと安心して住み続けたいと思っていただけるような、人に優しくしかも活力にあふれる街にしたいと考えています。
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